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Fumiko Saburi | CalligraTalk

Category : ごあいさつ

Happy New Year 2016




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+ (素敵な)事情により作品画像を削除しました。 印刷・郵送したカードのみの幻作品となります +
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明けましておめでとうございます。
年賀状 あらため 寒中お見舞いカード作品は、《菫色の文法》展からの《ルール・デュ・ポエット》展を引っ張ってルネ・ヴィヴィアンになりました。カップルがみんな幸せに愛を語ることができますように。

 xxx
 私はこの優しいくちづけを貴女に贈ろう、
 美しいジュリーよ、そして

 いとも幸福な一年を。   (中島淑恵 訳)



今年は、自身の作品制作においては、大きな課題と機会が1つずつあるのでそれらをクリアすることと、参加予定の展覧会が2つあるのでそれぞれに納得のいく作品を出すこと、そして次の個展のめどを立てること。 商業デザイン方面においては、これまでより一歩踏み込んだ、より良い仕事をすることが目標です。今年もどうぞよろしくお願いいたします!


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New Year 2015


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明けましておめでとうございます。

長らくブログを放置してしまいました。

カリグラフィが趣味の範囲だった頃は気楽に好き放題書いていたのだけど、仕事にすると決めてから、発信することが難しくなっていて。

Hermann Zapf 氏を含め、John Stevens 氏や Thomas Ingmire 氏など欧米のプロカリグラファを引き合いに出して 「カリグラフィにはこんなことができる」 とアピールしても、それはあくまで彼ら個人の技術力と功績であって、ローマンアルファベットが母国語文字の国における実績であって、個人でカリグラファを名乗るなら 『で、自分は一人で何ができるのか』 が大事だし、きっかけとして彼らの力を借りることはあっても、日本でカリグラフィが認められていくためには 『で、日本では、日本のカリグラファは何ができるのか』 が大事だと思っています。
どの書体とどの書体を書けるということではなくて、主要なカリグラフィ書体を書けることは前提で、それをもって何ができるのか。
(※Zapfさんは書体デザイン、Johnはロゴ制作など商業デザイン方面、Thomasは作家の分野のアイコンとして名前を挙げています。)

そんなわけでまず私は何ができるのか、です。
上に挙げた横綱たちと同じ土俵に立とうとして4年、自分の活動をつづることでカリグラフィに興味を持ってもらおうというのが以前だったとしたら、今は、より直接的に考えを伝えたいと思うようにはなっています。
一方ではまだまだ、ただただもっともっと高い技術力がほしい。 そろそろ机上の論理ではないと言えるけれど、教える仕事以外は日本では確立されていないものだから、実践経験足りずして偏った考えや間違ったことを発信したくないというのもあります。
そのあたりの整理がようやくついてきたかなあと感じるこの頃、少しずつまた発信もしていけたらと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(画像は Winter Greetings ・・・1/10 頃にお届けできる予定です)

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昨年かかわらせていただいた主な仕事のご報告です。
(かかわり方は色々で、ぜんぶを一から私が作ったわけではありません。)

The KIKUSUIRO NaraPark ロゴ (菊水楼・奈良)
http://www.kikusuiro.com/wedding/
“KIKUSUIRO”“NaraPark”部分と鳥居マーク。
小さくてよく見えないので、後日あらためて画像とちょこっと説明を載せますね。

The Garden Oriental Osaka (大阪) リニューアル旧ロゴ
http://www.gardenoriental.com/
“The Garden Oriental”部分。 プレスリリース~プレオープン期間に使われたロゴ。2014年11月の正式オープンではロゴ変更となったので、ウェブで見られるのは今のうちかと思います。

グリコ Premio ロゴ
http://www.glico.co.jp/otona/premio/products/macadamia.html

高鈴 「すずのたびプロジェクト」 ウェブサイト用文字
http://littledancemusic.com/callin/ (→右上のペナントマークをクリック)
3色のペナントをまあるく囲んだ文字と、和文入りプロジェクトタイトル、次ページの3つの callin'。

THE SAYAN HOUSE ロゴ (バリ)
http://www.thesayanhouse.com/
“THE SAYAN HOUSE” “No.70” と、“UBUD-BALI” 部分のハンドレタリング。

松屋 ブライダルクラブ 「結納品・引出物」ギフトカタログ用文字など
http://www.matsuya.com/m_ginza/services/bridal/bureau/
(→下のほうにある表紙のサムネイルから電子カタログが見られます)
表紙のタイトルと飾り罫、5~8ページの飾り罫、他。

井脇バレエカンパニー 「Sleeping Beauty」公演 欧文ロゴ
http://ibc.yukie.net/
可読性より世界観を重視したもの。

BAR OCTAGON ロゴ (The Kawabun Nagoya・名古屋)
http://www.thekawabunnagoya.com/
“OCTAGON” “Bar The Kawabun Nagoya”
ウェブにロゴは載っていないようなので、画像を用意できればあらためて紹介します。

48 St-Georges ロゴ (パリ)
小さなお店だとうかがっているのでサイトは無いのかもしれません。
こちらも画像は可能ならあらためて。


あと作家活動では Letter Arts Review アニュアル号に初めて2点掲載されました。

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ポール・エリュアール 『Je te l'ai dit』

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クリスマス・キャロルより 『マーレイの亡霊』

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プロローグページと裏表紙にも部分画像を使ってもらえていました。
LARに限らずコンペティションは審査員によって入選作品の方向が偏ることも、審査員自体が偏っている場合もあることも、“審査員には誰の作品かが判らない”ことを完全に守るのは難しいことも、落選してくやしい思いをしている人が必ず裏にいることも解かっている上で、今後も応募を続けようと思います。

Happy New Year 2014


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あけましておめでとうございます。
職業欄にカリグラファと書くようになって3年、ようやく霧が晴れて自身が上りたい階段が見え、どうすればそれを上ることができるのかが解った気がしています。 今年はその階段を三段、上ることが目標です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

もしあなたが月を望むなら 私はやってみようとするでしょう
でもあなたには私の心を受け取ってほしい
                        ―― ♪To Sir with Love より


p.s.年賀状は (間に合わず) 松の内が明けたころに寒中お見舞いとして出す予定です!

3月も半ば・・・過ぎ。


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ブログの更新が超スローですが、あまり人から見えないところで日々メラメラと燃えております。

作家活動と商業デザイン方面の仕事、どちらが軸足というわけでなく両足で立ってゆきたいので、今年は作家活動を水面下で熱しつつ、商業方面の仕事に力を入れる所存です。 手作り欧文ロゴタイプ・商業用カリグラフィ文字制作の専門家(変化球もOK!)として、ときにグラフィックデザイナーさまの手となり、良いかたちで分業・担当してゆければいいな、と思っています。

変化球OKと書いたのは、カリグラフィの書体をきれいに書けるだけでは対応できない案件も多いからです。 書けるだけで対応できないのは多分ほとんどがそうなのですが、時々思いも寄らぬ変化球をいただきます。 私自身も意外だったことに、アマチュア時代に欧米プロカリグラファによるワークショップに多く参加し、伝統やセオリーから外れる方向の訓練もたくさんしてきたことが大いに役立っていると感じます。 何でも来い、形にして、磨いて投げ返してみせる! という心構えでお待ちしています。

作家としての活動については、ちょうど一年後の、モクレンのつぼみほころぶ季節に次の個展をすることにしました。 やりたい構想を実現するには何年あっても足りない気持ちだけれど、どうにかあと一年で。 それまでのあいだ、展覧会のご案内は無い予定です。 私が自分と戦う間、楽しみにしていてもらえると嬉しいです。

New Year 2013


作品アップ

あけましておめでとうございます。 今年は・・・昨年以上にできるかぎり引きこもり、練習と制作に向き合いたいと思っています。 それが優先順位の一位で、二位以下は存在しない・・・という意識を以って。 睡眠などの最低限を除くすべての私の時間がカリグラフィのために割かれますように。 より良いものをつくれるようになりたいです。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。




    序

 人生の大きな峠を、また一つ自分はうしろにした。十年一昔だといふ。すると自分の生れたことはもうむかしのむかしの、むかしの、そのまた昔の事である。まだ、すべてが昨日今日のやうにばかりおもはれてゐるのに、いつのまにそんなにすぎさつてしまつたのか。一生とは、こんな短いものだらうか。これでよいのか。だが、それだからいのちは貴いのであらう。
 そこに永遠を思慕するものの寂しさがある。

 ふりかへつてみると、自分もたくさんの詩をかいてきた。よくかうして書きつづけてきたものだ。
 その詩が、よし、どんなものであらうと、この一すぢにつながる境涯をおもへば、まことに、まことに、それはいたづらごとではない。

 むかしより、ふでをもてあそぶ人多くは、花に耽りて実をそこなひ、実をこのみて風流をわする。
 これは芭蕉が感想の一つであるが、ほんとうにそのとほりだ。
 また言ふ。――花を愛すべし。実なほ喰ひつべし。
 なんといふ童心めいた慾張りの、だがまた、これほど深い実在自然の声があらうか。
 自分にも此の頃になつて、やうやく、さうしたことが泌々と思ひあはされるやうになつた。齡の功かもしれない。

 芸術のない生活はたへられない。生活のない芸術もたへられない。芸術か生活か。徹底は、そのどつちかを撰ばせずにはおかない。而も自分にとつては二つながら、どちらも棄てることができない。
 これまでの自分には、そこに大きな惱みがあつた。
それならなんぢのいまはと問はれたら、どうしよう、かの道元の谿声山色はあまりにも幽遠である。
 かうしてそれを喰べるにあたつて、大地の中からころげでた馬鈴薯をただ合掌礼拝するだけの自分である。

 詩が書けなくなればなるほど、いよいよ、詩人は詩人になる。

 だんだんと詩が下手になるので、自分はうれしくてたまらない。

 詩をつくるより田を作れといふ。よい箴言である。けれど、それだけのことである。

 善い詩人は詩をかざらず。
 まことの農夫は田に溺れず。

 これは田と詩ではない。詩と田ではない。田の詩ではない。詩の田ではない。詩が田ではない。田が詩ではない。田も詩ではない。詩も田ではない。
 なんといはう。実に、田の田である。詩の詩である。

 ――芸術は表現であるといはれる。それはそれでいい。だが、ほんとうの芸術はそれだけではない。そこには、表現されたもの以外に何かがなくてはならない。これが大切な一事である。何か。すなはち宗教において愛や真実の行為に相対するところの信念で、それが何であるかは、信念の本質におけるとおなじく、はつきりとはいへない。それをある目的とか寓意とかに解されてはたいへんである。それのみが芸術をして真に芸術たらしめるものである。
 芸術における氣禀の有無は、ひとへにそこにある。作品が全然或る叙述、表現にをはつてゐるかゐないかは徹頭徹尾、その何かの上に関はる。
 その妖怪を逃がすな。
 それは、だが長い芸術道の体験においてでなくては捕へられないものらしい。

 何よりもよい生活のことである。寂しくともくるしくともそのよい生活を生かすためには、お互ひ、精進々々の事。

茨城県イソハマにて    
山 村 暮 鳥

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プロフィール

Fumiko Saburi

Author:Fumiko Saburi
東京在住のカリグラファです
Website: fumikosaburi.com
Place: Tokyo

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